楽器

からだの内部で響く音を見つめていると多くの学びがあると
いつも感じています。

内部に響く音を感じるには、わずかに感じるズレや、音になる
寸前までの状態をからだで感じて把握することはとても大切だと
考えています。

ぼく自身のなかに生じる時間と空間をもっと詳しく知りたい。
自分のからだを楽器のように感じ、そこでの音づくりをこれからも
目指して、その場所を見つめながら新しい秩序を発見していきたい
と考えています。

ぼくもいつか自分の手で音を刻んで一つの音を得たいと思います。

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未来のことば

一度、ブルーノ・ムナーリ展に行ったことがあります。
作品のタイトルははっきりと覚えていないのですが、
「未来のことば」のようなタイトルの作品がありました。

そのことばはかたちで描かれていて、背景の色、それらのかたちも
少し暗い印象をもつ色合いでした。正円、正方形、正三角形など
は一切なく、左右、上下対照的なかたちも一つも使われて
いなかったように思います。

インターネットで探してみましたが見つけることができず、
一度しか見ていないので今見たら違う印象をもつかもしれませんが、
未来のことばがこう表現されるのはおもしろいなと共感しました。

この作品のムナーリ本人の意図はわかりませんが、ぼく個人の
感想はとても前向きなことばの見方であると思いました。

読むという行為で損なわれてしまった意味、音、機能および
可能性も感じられるように思いましたし、現代のことばを現代人が
かたちで表現したらこうなることもあるのかなとも思います。

ことばの背景を広げ、創造につなげていくためには有効である
ように思いました。

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