ことばとデザイン

ぼくは長い間、ことばのことを考えてきました。
自身の深い場所にあることばをしっかり見つめて、さわってきたつもりです。

その場所には断片が収集され、分類されないまま放置されているものや、
自身の中で解体されたものが集まっている場所でもありますが、
そこには大きな可能性が詰まっているのです。

けれども、ぼくがさわってきたその感覚をことばだけで伝えることが
困難に感じています。ことばをつないで表現できたとしても、
その感覚は一部の人たちにしか伝わらないようにも思います。

ぼくがその場所で感じたことやさわった感覚を一番伝えたいのは、
これからことばを覚えていく子供たちでしょうか。

空間や場所をかたちにするのは大変なことですが、その表現は美しい
ものでなければなりません。美しいかたちを創るためにも、
ことばだけでなくデザインとも真摯に向き合っていきたいと思っています。

 

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