文字
「言語は身体の迷宮を通りぬけて浮上してくる。文字もまた
そうだろう。文字は実在しない、こう考えたほうが、文字と
ダイレクトに向き合える。文字は、動機によってさまざまな
階層に存し、また消えていく。階層とは、定着している用語に
よれば、おもには、字体、書体、字形である。」
(グラフィック・デザイナーの鈴木一誌氏から引用)
「言語が浮上してくる」という表現はとてもすきです。ぼく自身
動詞の使い方にもっと幅をもたせたいと思っています。そうする
ことで交わった場所からも新たな発見があるでしょうか。
文字とダイレクトに向き合えるようになることは、言葉と身体の
関係性を深めていくうえで大切なことだと思います。
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グラフィックデザイナー、ダイレクト、動機、動詞、名古屋、向き合う、字体、字形、文字、書体、表現、言葉、言語、身体、迷宮、鈴木一誌、階層2016年12月7日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ことばとデザイン
筆記体
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サインボードアート、サイン看板、ショップ看板、デザイン看板、ロゴ、名古屋、店舗看板、手描き看板、文字、文字デザイン、書体、看板、筆記体2016年12月4日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:店舗看板
タイポグラフィ
タイポグラフィとは、意味を現実化させる行為。
ー中略ー
たとえば、「わたし」という文字とそれが意味するものとの距離は、
タイポグラフィによって近づけられたり遠ざけられたりする。
「わ・た・し」と表記したりかすれさせたり書体を変えたりと、
さまざまな方法でズレが演出される。
ズレがあることから出発するべきだろう。・・・
この文章は引用ですが、このことを一人でも多くの人が感じて
くれたなら素晴らしいことだと思います。でもこれはタイポグラフィ
だけに限らず、話しことばにもつながる大切なことだとぼくは
考えています。
タイポグラフィとは何かということを常に考え、丁寧にかたちを
つくっていきたい。そして、その場所から何かが動いていくよう
にもおもいます。
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ことば、わたし、ズレ、タイポグラフィ、場所、意味、文字、方法、書体、演出、現実化、看板、行為2016年7月12日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ことばとデザイン