収集

「芸術を通してわれわれが手に入れる知識は、
(事実とか倫理的判断のような)何かについての知識自体よりも、
何かを知ることの形式あるいは様式についてのひとつの経験なのだ。」

これは引用文ですが、自分がもっているものを新たな方法で
つなげるためには、このことも大切なことだとおもっています。

ぼく自身芸術を通しての知識はまだまだ少ないのですが、
これらの知識が増えていき、もっている景色の見通しがよくなり
自分自身喜びを得ることができれば、子供の教育にも活かすことが
できるでしょうか。

収集する作業を怠らず、自分自身明確にしていきたいと考えています。

 

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タイポグラフィ

タイポグラフィとは、意味を現実化させる行為。
ー中略ー
たとえば、「わたし」という文字とそれが意味するものとの距離は、
タイポグラフィによって近づけられたり遠ざけられたりする。

「わ・た・し」と表記したりかすれさせたり書体を変えたりと、
さまざまな方法でズレが演出される。

ズレがあることから出発するべきだろう。・・・

この文章は引用ですが、このことを一人でも多くの人が感じて
くれたなら素晴らしいことだと思います。でもこれはタイポグラフィ
だけに限らず、話しことばにもつながる大切なことだとぼくは
考えています。

タイポグラフィとは何かということを常に考え、丁寧にかたちを
つくっていきたい。そして、その場所から何かが動いていくよう
にもおもいます。

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主観と客観

ロボット工学者の石黒浩氏の話をお聞きしました。
石黒氏は人間に興味があると言われていました。自己意識を
知りたいためにロボットを作っているということでした。

ロボットの声は本人の感情も含めて再現できることや、声と触感、
見かけと触感など2つあればものの存在を表現できるそうで、
たいへん興味深かったです。

ロボットを作ると作った人の主観がどうしても入ってしまい、
それを客観に見せる作業もあるそうです。

客観についてロボット工学を知ることで、ぼく自身、もっと広い
視野をもって自分自身を見つめることができると思いました。

講演の最初に川崎氏はピーテル・ブリューゲルの「農民の婚宴」
にふれていらっしゃいました。この絵は1568年に描かれたもので、
当時の画家はだれも描こうとしなかった農民の婚礼が描かれています。

村民が集まり婚礼を祝福していますが、絵の中には花婿はおらず、
頬を赤くした花嫁だけが嬉しそうにこちらを見ています。

この絵を見ている場所は、花婿の場所であり、ブリューゲルの
場所であり、若い女性(花嫁)に幸あれと、この絵を見ている人と
ブリューゲルは祝福しています。

ぼくにはまだよくわかっていませんが、石黒氏が言われていた
知能の主観と客観のあいだとはこういう場所のことをいうのでしょうか。

客観であるロボット工学にふれることができたことで、
あいだの場所の素晴らしさを新たな気持ちで感じることが
できたのかもしれません。

ぼくが一歩ずつ前進していくために、自分の勝手な考えではなく、
自分の考えを生み出していける人間になれるように、先人の知恵に学び、
この絵からも方法を学んでいきたいです。ありがとうございました!

 

 

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2015年12月21日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:イベント

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