つなぐ

これは古典インド言語哲学の第17章コトバ(1)ー根源ーから
の引用ですが、とても興味深いことが書かれています。

「コトバは、気息を拠り所とし、知識を拠り所とする。そして、
混じり合っている気息と知識という二つの能力によって、
それが開顕の状態を得たとき、意味=対象を、人に理解させる。
そのとき、気息は、知識それ自体によって内部に取り込まれ
一体化している。」

これを読んでおもうことは、知識の能力を向上するための教育
を否定しているわけではなく、その教育はたいへん大切なことだと
考えていますが、一般的に日本の教育では知識の能力を向上する
ための教育は受けるけれども、気息の能力を向上するための教育
を受けることはありません。

気息の能力を向上するということは感性の向上にもつながると
ぼくは思います。気息を学ぶにはヨーガなどがありますが、
デザイン教育にも取り込むことができるのではないでしょうか。

気息と知識をつなぐ教育がつくれたらほんとうに素晴らしい
ことだと思います。今のぼくにはつなぐ力が足りませんが、
これからも諦めずにことばとかたちの関係性を追いかけて
いきたいと考えています。

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場所

「風が、身体内部の場所において、音声化の状態を獲得する。
そしてそれが喉に入って、息あるいは響きになる」

これはバルトリハリからの引用ですが、この場所を自分自身の
身体で感じることはぼくにとってたいへん重要なことだと
考えています。

ぼく自身、明確になっていないことも多くありますが、先人の
知恵に学べば学ぶほど、この場所への興味はこれからも強く
なっていくように感じています。

 

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調和

異なったものに、また時として矛盾するものにさえ、調和を与える
ということは素晴らしいことだと思います。

ぼくは日本文化について学ばなければならないことは多くありますし、
まだまだ未熟ではありますが、不完全なものが完全のかたちになると
いうことを感じ、そのかたちのなかに美を体感できる人間になれるよう、
常に前向きな姿勢でデザインと向き合いたいと考えています。

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楽器

からだの内部で響く音を見つめていると多くの学びがあると
いつも感じています。

内部に響く音を感じるには、わずかに感じるズレや、音になる
寸前までの状態をからだで感じて把握することはとても大切だと
考えています。

ぼく自身のなかに生じる時間と空間をもっと詳しく知りたい。
自分のからだを楽器のように感じ、そこでの音づくりをこれからも
目指して、その場所を見つめながら新しい秩序を発見していきたい
と考えています。

ぼくもいつか自分の手で音を刻んで一つの音を得たいと思います。

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ほどく

「ことばがそれ自体の肉体をもつということには複雑な内容が
かくされているが、一言にすれば、ことばが音としての生命を
得るということなのである。」

これは引用ですが、ぼくも同じように思っています。今はまだ
しっかり把握できているわけではありませんが、複雑な内容とは、
そこには多くの学問が絡み合っているようにも感じています。
もちろんノイズも含まれていると思います。

ことばを美しくするのは自分自身であり、先人の知恵に学び、
少しずつほどきながら、それらが学問であるのか、ノイズで
あるのかを判断し、調和を与えながらつなぎ直すことも大切
だと感じています。

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サインボードアート

furniture-coffee

額入りの看板です。こちらはチョークではなく、筆で描いています。
ほぼ全て違う字体でデザイン構成されています。

自分自身がもっていることばもきっとそれぞれが違うかたちを
もっているのではないかとぼくは思う。

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