造形

自分のなかにある場所を見るとき、新たな見方ができないか、
立ち位置を変えて見たときの造形をそれぞれもつことができない
ものか、常に考えるようにしています。

ことばで伝えることが難しい場所などは、2つ以上の造形を
もつことができると自分自身の立ち位置も明確になり、
視界にあるものをより把握できることで、その景色も見晴らし
がよくなり、ことばのつながりもよくなってくるでしょうか。

簡単にできることではないですが、もし二元論では生まれて
こない造形をもつことができれば、アイポイントである形体と
しての点から点に移動する自分自身を観察でき、その動きも
体感できるのではないかと考えています。

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関係性

長い間、新たな手法を生み出すために、ことばとかたちの
関係性を見つめてきました。最近は皆さまのおかげで、僅か
ですがその関係性が見えるようになってきたと感じています。
ほんとうに心から感謝しております。

話しことばの音や文字のかたち、自分の中にある場所や時間や
空間などわからないことばかりですが、複雑だからこそ
可能性が詰まっていると感じています。

そこには見えるものもあれば見えないものもあり、見えない
ものが重要であることも理解できるようになりました。

自分のからだで起っていることは疑問におもうことばかりです。
これからも探究心をもって、新たな見方で一つひとつ明確にし、
美しいかたちを創っていきたいと考えています。

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見る

「見えるようにする」という行為はたいへんむずかしく、
ぼくにはまだまだできていないと強く感じています。

うまく説明できないのですが、内面を見つめたとき、平面上
では一つのフレームのなかにあるように見えるものでも、
実際は奥行きのあるもので、それぞれの間には距離があったり
するでしょうか。

音楽にも奥行きがあるように、距離感をまだ自分自身が
視覚的にしっかりと把握できていないように感じています。

ぼく自身がそれぞれの距離感をもっと感じることができれば、
見えている景色も今より鮮明になり、ことばでつながる
ことも増え、伝達できることも増えてくると考えています。

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かくこと

ぼく自身が「かくこと」について考えると、すぐに思い浮かぶのは
5歳の頃から習っていた書道と、当時の父親の趣味に興味をもって
描き始めたレタリングです。レタリングは10歳頃から好きになりました。

当時を振り返ると、ただ純粋に文字のかたちに興味があったのだと
思います。かたちが変化すれば意味も変化していくことを感じて、
ことばの意味と自分がつくった文字のかたちの意味のズレのような
ものを楽しんでいたように思います。

大人になりことばのかたちを考えていく過程で、本当に心から楽しい
と感じられるのは、つながりを感じられた瞬間のわずかな時間だけ
だと思いますが、自分が美しいかたちを創り出していくためには、
ことばを純粋に楽しんでいたあの頃の感覚は大切なように感じています。

 

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トポロジー

「トポロジーを定義する」ということは、写像としてのベクトル場を、
連続的に変型する、ということの意味が定まっている、ということを
意味するそうです。

トポロジーをもっと感覚的に感じることができれば、自分のなかで
断片的になっていることのつながりもよくなるように感じています。

 

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要素

カタストロフィー理論によれば、全体を構成する要素の間の、
ほんのわずかの差異の存在が、全体としての形態すなわち
質的構造の成り立ちを説明するのである。といわれています。

全体としての形態を説明するためには、ぼく自身まだ要素の
見極めが不十分であると思っています。

それがどういうものなのか、どう使っているのか、そのことを
自分自身が見極めるために、足らないものは何であるのかを
しっかりと考えて収集し、要素を明確にしていきたいと考えています。

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ハーモニー

自分の内部で起きていることを、ぼく自身が理解し、美しい
かたちを生み出すためには、視覚と聴覚の感覚を明確に
しなければならないと考えています。

もし限られた時間の中で、視覚と聴覚を同時に感じなければ
ならない時、感性に寄りすぎていると判断が鈍ってしまうように
感じています。

視覚が切り離す感覚であるのに対し、聴覚は統合する感覚で
あること。視覚の典型的な理想は、分けて見ることに対して、
聴覚の理想はハーモニー、つまり一つにすることであると
いうことを、ぼく自身がもっと意識する必要があると考えています。

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呼吸

書は呼吸の芸術であり、筆の運びと息との関係がストレートに
文字に現れるといわれています。

最近は書道をすることはあまりありませんが、文字を書くこと
は大好きで、いつも線と呼吸の関係性を感じながら書くように
しています。

まっすぐに線を引かなければならないところで息を吸ったら、
流れが途切れてしまって伸びやかな線は生まれません。

呼吸との関係性は文字を書くときだけでなく、ぼく自身が
ことばと接するとき、常にその関係性を感じることができた
なら素晴らしいことです。眼に見えない場所にあるからこそ、
見て分かるかたちにしていきたいと考えています。

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