方向性

目に見えるものと目に見えないものとの関係については、自分が
どう表現していけばいいのか以前から関心がありました。

モードの体系第二章の「方向性」には『目に見えるものと目に見えない
ものとの等値関係を設定することによって、衣類と世界という関係
あるいは衣類とモードという関係は、あるただ一種の用法、つまり
ある特別な読み取りかたによってのみ捉えられるものとなる。』
と書かれています。

衣類と世界(あるいはモード)との関係に対する読み取りかたを
陳述の読み取りかたと完全に一緒にしてしまうことはできず、
ことばによる陳述そのものは第二の段階〔度〕においてはじめて
世界またはモードと衣類との等値関係を読み取る役に立つそうです。

等値価値の設定も陳述の第二の段階いうこともぼく自身まだ明確には
なっておりませんが、ソシュールの用語体系に合わせて記号作用部
(衣類)、記号意味部(世界やモード)ふたつの辞項の相関関係を
考えることは興味深くおもっています。

そして、記号体系を成立させる基礎は、ひとつの記号作用部と
ひとつの記号意味部との関連ではなく、肝心なのは記号の拡がりで
あること、始めはまず深さに向かう分析は必要なことだけれど、
記号の存在はその根からではなく、周囲から与えられるものである。

記号体系を成立させるために、ぼく自身深さと拡がりの方向の
設定ができるように、もっと違いを明確にするためにしっかりと
考えていきます。

「モードの体系」は難しくてまだよく理解できておらず、まとまり
のない文章になってしまったかもしれませんが、おもったことを
書きました。

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